材料がなければ料理はできない!アイデア発想が苦手な人は○○が足りていない!!
新企画を考えたり、課題解決方法を検討したりすることが苦手な人は、
「自分はアイデアがなかなか浮かばない」
とよく言います。
また、
「新しい方法が浮かばなかったり、応用ができないんだよね」
と言う人もいます。
アイデア発想が苦手な人は、
ものごとをそのまま受け止める
ものごとをある一方からしか見ていない
という特徴があります。
だからこそ、「アイデアを出す」「アイデアが浮かぶ」と聞くと、その言葉通りに何もないところからアイデアが出ると思っている傾向にあります。
しかし、アイデアは何もないところから生まれたりはしません!
アイデアとは「既存のものの新しい組み合わせ」
なのです。
つまり、『既存のもの』が頭の中にないとアイデアは生まれないのです!
アイデア発想が苦手な人は圧倒的にインプットが足りていない!!
アイデアとは「既存のものの新しい組み合わせ」であるためまったくのゼロから新しいアイデアが生まれることは稀です。
そのために、もととなる情報(インプット)が重要であり、情報を多く持っていればいるほどアイデアは生まれやすくなります。
考え方として、
材料がないのに、料理はできない
と思ってください。
カレーライスが食べたいと思ったら、目の前にカレーライスが魔法のように出てくるわけではありません。
ニンジン、ジャガイモ、タマネギ、肉、カレールー、米などなどの材料があって、それを調理するから、カレーライスになるのです。
アイデアも、自分の頭の中にある様々な材料(情報)を料理して出てくるものです。
そのためにも、常日頃から大量の情報収集(インプット)をすることが大事です。
あまり興味がないことこそアイデアの種になる
インプットをする際の観点として、
タテ軸:歴史、過去から情報を得る
ヨコ軸:他地域、他国、他業種、他社から情報を得る
があります。
自分の経験の延長線上でものごとを考えても新しい発想は生まれません。
自分の中にない新しい情報からヒントを得て、新しい発想が生まれるということを常に意識してください。
インプットの手段としては、
-
- 本を読む
- 人と話す
- 映画やテレビを見る
- 旅行に行く
など様々ですが、重要なことは自分の思考の殻を破るためにも
自分があまり興味がないことをしてみる
ということです。人は、自分の価値観にあったことをしがちです。
それでは、新しい情報は得にくいです。あえて、自分が興味がないこと、自分の仕事とは遠いことに触れることで、アイデアの種を得ることができますよ。
櫻井は大型書店に行ったら、すべてのフロア、すべての棚を見るようにしています。
Amazonなどでネットで本を買うことが多くなった昨今、基本的に自分が欲しい本や気になっている本だけを見る傾向が強いです。
たとえ、本屋さんに足を運んだとしても、多くの人は自分が興味のある本のところだけを見るのではないでしょうか?
これでは自分の価値観にあった情報しかゲットできません!
あえて興味があまりない他の本棚も見ることで新しい発見があります。
大型書店の全棚を見ると結構な時間がかかりますが、時間をかけるだけの価値はありますよ。
ぜひ、試してみてください♪